ポエッツワード、G1連勝 スタウト師「よく走ってくれた」

[ 2018年7月29日 05:30 ]

 欧州競馬の夏の最高峰レースである英G1「キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」が28日(日本時間同日深夜)、ロンドン郊外のアスコット競馬場(芝2390メートル、7頭立て)で行われ、J・ドイル騎乗のポエッツワード(牡5=英スタウト)が2分25秒84で優勝。前哨戦のプリンスオブウェールズS(芝1990メートル)に続きG1連勝を飾った。

 3強の一角だったクラックスマンが取り消して7頭で争われた一戦。ポエッツワードは道中6番手から直線で鋭く伸び、3番手から先に抜け出した僚馬クリスタルオーシャンとの人気2頭の一騎打ちを首差で制した。昨年暮れの香港C(6着)、今年のドバイシーマC(2着)など日本馬とも戦ってきた同馬はこれで今年5月から3連勝。同レース6勝目となったスタウト師は「よく走ってくれた。(距離延長でも)この馬のスタミナを疑ったことはなく自信があった」と話した。

 同レースの勝ち馬は凱旋門賞に出走することが多く昨年Vのエネイブルは凱旋門賞も制した。ポエッツワードが出走してくれば日本から挑戦するクリンチャー(牡4=宮本)の強力なライバルとなるだけに、今後の動向も注目される。

続きを表示

2018年7月29日のニュース