【クイーンS】ミスターX ソウルスターリング、復活劇期待

[ 2018年7月29日 05:30 ]

 札幌11R・クイーンSはソウルスターリング。昨年オークス優勝以降、その才能は影を潜めっぱなしだが、デビューVの札幌1800メートル戦での復活劇に期待したい。牡馬一線級と戦った天皇賞・秋(6着)、ジャパンC(7着)はまだしも、2走前・阪神牝馬S(10着)が大きく期待を裏切った。もうかつての勇姿は見られないかと思えたが、前走・ヴィクトリアM(7着)でかすかな光が差している。V馬との着差0秒4はオークス以降で最小。苦手なやや重だったことを考慮すれば、もっとやれていた可能性もある。

 初コンビでも鞍上・北村宏は現地で調教に騎乗。直前は軽めでも1週前追いは雄大なフットワークで好時計をマークしている。人気は逆転しそうだが、ディアドラはオークスで一蹴。調子さえ戻れば、ここも打ち負かすだけの能力がある。馬単(2)から(4)(8)(9)へ。

 新潟11R・アイビスSDはダイメイプリンセスを中心視する。新潟直線競馬は2戦2勝。共にメンバー最速の上がり3Fで駆け抜け、2走前・韋駄天Sは昨年のアイビスSDの1、3着馬(ラインミーティア、レジーナフォルテ)を蹴散らした。叩き台の1200メートル戦(前走・CBC賞9着)を使われ、ここで全開の構えだ。

 枠順で結果が大きく左右するレース。どの馬も外を熱望する中、8枠の15番をゲットした。土曜に唯一、行われた直線競馬(9R閃光特別)も8枠15、17番枠の馬がワンツーフィニッシュ。今年は例年よりもメンバーが小粒な印象。不安は見当たらない。馬単(15)から(8)(14)(17)へ。

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2018年7月29日のニュース