【川崎・スパーキングレディーC】リエノ復活、4角先頭粘走V

[ 2018年7月6日 05:30 ]

スパーキングレディーCを快勝したリエノテソーロ
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 牝馬限定のマイル交流G3「第22回スパーキングレディーカップ」が5日、川崎競馬場で行われた。3番人気のリエノテソーロが4コーナーで先頭に立つと、最後の直線も後続の追い上げを振り切って優勝した。

 レース前は「ハナを奪うつもり」(吉田隼)だったが、久々のダートだったためダッシュがつかず2番手のポジション。それでもレースの流れに乗ると勝負どころでは絶好の手応え。「4コーナーを回るところで後続との差が縮まっていないと分かって、いけると思った」と吉田隼が振り返ったようにオウケンビリーヴの追い込みを半馬身抑えたところがゴールだった。

 2歳時に、ここ川崎で全日本2歳優駿を勝って以来9連敗中だっただけに武井亮師は「この競馬場が合うのかな。ここまで結果を出させるのが難しかったが、とにかく勝ててうれしい」と復活の勝利に満面の笑みを浮かべた。今後のローテーションは未定だが「大目標はレディスプレリュード(G2、10月11日・大井)」(同師)と照準を絞って次のタイトル獲りを誓っていた。

 ◆リエノテソーロ 父スペイツタウン 母アキリナ(母の父ラングフール) 牝4歳 美浦・武井亮厩舎 馬主・了徳寺健二ホールディングス 生産者・米国オークブラフステーブル 戦績14戦5勝(南関東3戦2勝) 総獲得賞金1億4627万3000円。

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2018年7月6日のニュース