【七夕賞】ドリーマーと久々コンビ石川　動き良し、内枠で夢を

　【東西ドキュメント＝美浦・５日】日本各地で大雨が降った５日、美浦も朝から強風と雨のダブルパンチ。かっぱの裾を押さえながら秋田は、七夕の夜に福島で豪遊させてくれる“マイ彦星”探しに奔走した。

　そこへ、荒天の下でも爽やかな空気をまとう若手ホープの石川が登場。ケガから４月末に復帰以降は２カ月で７勝。特に所属の相沢厩舎の新馬戦では３戦全勝と強さが光る。今週は自厩舎の騎乗はないが、１５日の福島芝１８００メートルでデビューのカイザースクルーン（牡、父ルーラーシップ）は期待の大きい１頭。母アイスフォーリスは相沢厩舎で１２年オークス３着など活躍した縁の血統だ。

　今週の七夕賞はシルクドリーマーと１年２カ月ぶりのコンビ。「動きは良く、いい意味で昨年と変わりない。時計がかかった方がいいのと、内枠が欲しい」と休み明けでも仕上がっている。競馬以外は特に趣味がないという石川だが、強いて言えば「洋服が好きかな」と若者らしい一言。好みの織り姫のタイプは「可愛らしい人で洋服は似合っていれば何でも」とのことですよ。女性ファンの皆さん！