【エルフィンＳ】サクヤ差し切りＶ！桜花賞出走に当確ランプ

エルフィンＳを快勝したレッドサクヤ
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　春の仁川をはっきりと視界に捉えた。京都１０ＲエルフィンＳは２番人気のレッドサクヤ（牝３＝藤原英、父ディープインパクト）が中団から差し切り。０８年ヴィクトリアマイルを制したエイジアンウインズの半妹にあたる厩舎ゆかりの良血が、貴重な１勝で桜花賞出走に当確ランプをともした。鞍上の福永はホッとしたような笑みを浮かべる。

　「状態が良かったし、ある程度ペースが流れたのも良かった。いい脚を使ってくれたね。一戦ごとに力を付けていますよ」

　最後の直線では抜け出してフワッとする面も見せたとあって、「遊んだところは課題」と福永。だが、それだけ伸びしろがあるとも言える。“サクヤ”とは、日本神話に登場する桜の女神のこと。次走は未定だが、その名の通り桜の女王へ一歩前進したのは間違いない。