【東西金杯】中山も京都も…斎藤誠厩舎の穴馬で“お年玉”だ

[ 2018年1月3日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=2日】競馬記者になってから毎年、1月2日の“調教初め”を美浦で取材している鳥谷越。至るところで「今年もよろしく」と新年のあいさつはかわされるものの、調教は粛々と進められ、正月でも緩んだ雰囲気はない。東西金杯に管理馬を出す斎藤誠師も陣頭指揮でスタンド→馬だまり→厩舎と忙しく動き回っていたが、取材にはいつも通り丁寧に応じてくれた。

 まずはスポニチ賞京都金杯のストーミーシー。1600万戦を勝っての昇級戦だが「オープン馬とも接戦してきたし、能力は通用する。試金石だが、ハンデ54キロは思ったより1キロ軽い。自分の競馬ができれば引けは取らない」と力強い。中山金杯のブラックバゴについても「前走(アンドロメダS1着)は強い内容で、自分の形が見つかった。その形を最初に見つけた岩田君が乗ってくれるので楽しみ」と好感触を伝える。最後は「2頭とも人気はないと思うし、気楽に乗ってくれれば。一発あると思っている」。どちらも“お年玉”となりうる魅惑の穴馬だ。

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2018年1月3日のニュース