【中山大障害】オジュウチョウサン 史上初J・G14連勝に26年ぶり新記録「ありがとう…の一言」

[ 2017年12月23日 16:36 ]

<中山10R 中山大障害>障害を飛越する優勝したオジュウチョウサン(左)
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 「第140回中山大障害」が23日、中山競馬場で行われ、単勝1・1倍のオジュウチョウサンが大逃げを打ったアップトゥデイトをゴール寸前で半馬身かわして、史上初のJ・G14連勝の偉業。4分36秒1は従来の記録(91年シンボリモントルー=4分37秒2)を26年ぶりに塗り替えるレコードのおまけ付きだった。

 2年前の覇者アップトゥデイトが逃げまくる。オジュウチョウサンも徐々に差を詰めたが、4コーナーでは4馬身。しかし、最後は底力でねじ伏せた。鞍上・石神は「結果を出せてホッとしています。スタート後にごちゃついて。最後は無我夢中でした。絶対に差すという気持ちでした。ありがとう…の一言です」とパートナーを称えた。障害重賞8勝はコウエイトライと並ぶ歴代1位タイ。また重賞8連勝はテイエムオペラオー(平地)と並ぶ記録ずくめの勝利。和田郎師は「(2着の)相手もG1馬。それを負かしたことに価値がある」と感無量。さらに「来春も今年と同じ。阪神スプリングJ(3月10日)から中山グランドジャンプ(4月14日)へ。グランドジャンプ3連覇を達成した馬も過去いる。それに挑戦するのは意義深いこと」とさらなる進撃を見据えた。

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2017年12月23日のニュース