【万哲の乱 特別編】23日中山11R ステイパーシストが1年前を思い出す

[ 2017年12月23日 08:00 ]

 20年以上も前の遠〜い昔の出来事は鮮明に覚えているのに、最近のことはことごとく消失している昨今。昨年の有馬記念ウイークは金、土、日曜の3日間開催だったのを週中に思い出した。金曜1R時点では芝はやや重、ダートは重でスタート。そう考えると有馬記念は「良発表」でも結構重い馬場だったのかもしれない。

 本日の中山11R・グレイトフルSの◎ステイパーシストは昨年の有馬記念当日のグッドラックHを鼻差V。当時の2分33秒9は、有馬記念では11着アドマイヤデウス(2分33秒6)と12着ヒットザターゲット(2分34秒1)の間に相当する時計。そう考えると、現在の準オープンはすぐ卒業してもおかしくないはず。今回は菊花賞3、4着の3歳馬が人気になりそうだが、菊花賞3着ポポカテペトル(55キロ)と同じ据え置きのハンデ55キロなら、むしろ走りやすいはずだ。東京の前走・六社S(9着)はスローすぎて不発。各馬の仕掛けが早い中山芝は6戦2勝、2着1回と好相性。1年前のグッドラックHを見ても、コース相性は疑いようがなく、ここは狙い頃。

 《もうひと押し》中山8R・舞浜特別は◎シンフォニア。母の父ディストーディドヒューマーは米国ダート血統で、適距離は6〜7F戦。ダート初参戦の今回こそが妙味。

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2017年12月23日のニュース