【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】２３日阪神１１Ｒ　関東の実力馬イスラボニータがラストランを飾る

　今週は２１日に「有馬記念フェスティバル」の予想コーナー、２２日にはグリーンチャンネル「トラックマンＴＶ有馬記念スペシャル」に特別ゲストとして出演させていただいた。若い頃から人前に出ると緊張するタイプなのだが、競馬の話を始めるとスーッと落ち着くのが不思議。華やかな舞台に呼んでいだだけることに感謝しながら、大いに楽しめた。あとは、予想が当たることを祈るのみ。

　本日の当欄では、紙面で予想の根拠を掲載していない阪神１１Ｒ・阪神Ｃをピックアップ。長くＧ１戦戦をにぎわせてきたイスラボニータのラストランを全力で応援する。２０日の最終追い切りでは、すっかりおなじみになった“チーター走法”が全開。前肢を水平になるほど高く上げる独特のフットワークで、躍動感たっぷりにゴール板を駆け抜けた。６歳秋を迎えた今シーズンも始動戦の富士Ｓを不良馬場で２着し、前走のマイルＣＳは道中でスムーズさを欠きながらも掲示板（５着）を確保。まだまだ戦力ダウンは感じられない。頭差２着だった昨年の当レースで阪神芝１４００メートルの適性も実証済み。有馬記念のキタサンブラックより、ひと足早い「有終Ｖ」を期待だ。