【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】8日中山10R 叩き2戦目でダイワダッチェスが本領発揮

[ 2017年1月8日 08:00 ]

 中山金杯が行われた5日は極端に時計がかかっていた中山ダートコースだが、7日は明らかにスピードアップ。中間に降雨は全くなかっただけに不思議だが、一つ考えられるのは、5日はかなりの強風が吹き荒れていたという点だ。人間のスポーツでも、風の影響は大きいもの。事前に予想するのはなかなか難しいが、レース当日のチェックポイントとして重視する必要がありそうだ。

 変則3日間開催の最終日は中山10Rが勝負どころ。前走で1番人気を裏切ったダイワダッチェスが、ここできっちり巻き返す。その前走は3カ月半ぶりの実戦が影響したか、パドックからイレ込みが目立った。レースでも行きたがったために鞍上の戸崎が折り合いに専念した結果、位置取りが後ろになって届かず4着だった。それでも着差はわずかに0秒2。昨年1月のフェアリーS3着を持ち出すまでもなく、条件クラスでの力量上位は明らかだ。2戦目で「ガス抜き」ができた今回は、前走よりスムーズな競馬ができるはず。人気はそれほど下がらないかもしれないが、実力を考えれば“お買い得”とみた。

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2017年1月8日のニュース