【フェアリーS】ミスターX 2勝馬コーラルプリンセスに期待!

[ 2017年1月8日 05:30 ]

 中山11R・フェアリーSはコーラルプリンセス。2戦目のアルテミスSは出遅れが響いて8着に敗れたが、最後方から追い上げてじわじわと差を詰めていた。次戦の赤松賞は中団から伸びて快勝。直線は2着馬との競り合いになったが、ゴール前での勢いは明らかに勝っていた。何よりゲート難をキッチリ修正してくる辺りにセンスの良さがうかがえた。

 デビュー3戦全てで左回りを走ってきたが、高橋裕師は「クセのある馬じゃないし右回りも心配していない。ゲートの練習もしっかりやってきたしね」と手応えありだ。大半を1勝馬が占める今年の顔ぶれ。早くからここを目標に仕上げてきた2勝馬を中心視するのが正解だ。馬単(1)から(3)(6)(7)(8)(15)(16)へ。

 出世馬があまり見当たらないフェアリーSとは対照的に、京都11R・シンザン記念は07年ダイワスカーレット(2着)、12年ジェンティルドンナ(1着)、14年ミッキーアイル(1着)、16年ジュエラー(2着)など多くの馬がここを踏み台に大きく羽ばたいた。今年、可能性を感じさせるのはクラシック常連・池江厩舎のペルシアンナイトだ。デビュー全3戦でメンバー最速の上がり3Fを計時。近2走は共に33秒9の切れ味を披露している。秘める素質は相当なものだ。

 唯一、敗戦を喫したのは2走前・アイビーS(2着)。同じ33秒9の上がりを繰りだした1着ソウルスターリングには及ばなかったが、伸び始めた位置取りの差は大きかった。スターリングは次戦の阪神JFを危なげなく優勝しており、G1級の攻防だったと言える。ここは快足トラストの存在でドスローはなさそう。きっちり差し切ってクラシックを視界に入れる。馬単(5)から(7)(8)(10)(14)(15)。

続きを表示

2017年1月8日のニュース