【クイーンズクライマックス】シリーズ優勝戦は1号艇・川野がV

[ 2017年1月1日 05:30 ]

<クイーンズクライマックス>優勝トロフィーを手に笑顔の川野芽唯
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 ボートレース平和島のプレミアムG1「第5回クイーンズクライマックス」11Rシリーズ優勝戦は1号艇の川野芽唯(30=福岡)が優勝した。

 さすがは15年のクイーンズクライマックス覇者。川野の貫禄勝ちだった。1M、うまく展開を突いた水口がバックで迫ったが、冷静に振り切った。屈指のイン受難・平和島で、しっかり決めてみせた。

 「同じ福岡、瓜生さんのグランプリ優勝が大きかった。1枠でしっかり結果を出していらっしゃった。自分も応えられて良かった」

 1Mは厳しい展開となったが、そこは憧れの瓜生先輩のメンタルが参考になった。慌てず騒がず。自分の走りに徹した。自然と結果が出た。

 「この優勝をきっかけに17年は気持ちを持って取り組んでいきたい」

 今回のVで8月芦屋レディースチャンピオンの権利もゲットした。ケガもあり、苦しんだ16年だったが、うまく締めてみせた。“先生”瓜生の背中を追いながら17年、ティアラ奪還への戦いが始まった。

 ◆川野 芽唯(かわの・めい)1986年(昭61)3月25日、福岡県生まれの30歳。100期生。07年5月若松一般戦でデビュー。09年1月若松一般戦で初勝利。10年12月児島女子リーグで初V。昨年12月福岡クイーンズクライマックスでG1初優出、初優勝。16年3月平和島クラシックでSG初出場。通算優勝7回。主な同期は桐生順平、平高奈菜、鎌倉涼ら。1メートル63、47キロ。血液型AB。

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2017年1月1日のニュース