【チャンピオンズC】(11)コパノリッキー 簡単には譲らぬ“最強”の座

[ 2016年12月3日 05:30 ]

悲願のチャンピオンズC制覇を狙うコパノリッキー
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 3度目の正直なるか。過去2年、このレースで1番人気に支持されながら12、7着に敗退しているコパノリッキーにとって、チャンピオンズCは悲願のタイトル。金曜朝は坂路で調整。制御の利いた走りで4F65秒5と、ゆったり駆け上がった。「いつも通り、順調に来ている。いい枠が当たったし、ポジションにこだわらず、この馬のリズムで運べれば。6歳だが今年もG1を3連勝している馬。力を出し切れば」と、村山師の愛馬への信頼は厚い。

 新コンビとなるルメールも手応え十分で臨む一戦。「昨年は道中でずっとプレッシャーをかけられていた。残念な結果だったが、今年はプレッシャーなく(前へ)行けそうなメンバー。強い馬なのは分かっているし楽しみだよ」と、ゲートインを心待ちにしている。

 2年前のフェブラリーS制覇以降、ダート界をけん引してきた存在。新興勢力の台頭は著しいが、簡単に「最強」の座は譲れない。

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2016年12月3日のニュース