【梅ちゃん先生 特別編】3日中山10R チュラカーギーの鉄砲駆け

[ 2016年12月3日 08:00 ]

 本日一番の勝負馬は沖縄言葉で「美人」(チュラカーギー)と名付けられた3歳牝馬。前走は500万戦とはいえ後続に影さえ踏ませぬ逃げ切り。前半3F34秒3の速い流れをつくって、直線で4馬身引き離すのだから強い。その後はこのレースを目標に放牧で馬体を充電し、入念に仕上げてきた。中山ダート1200メートル戦は前走を含めて4戦全て3着以内の得意舞台。戸崎起用で確勝だ。

 ≪中山9R ハーツブライトの連勝≫再来年2月に定年を迎える尾形師が来春のラストクラシックに懸ける期待の牝馬。新馬戦では直線で抜け出してから気を抜いて左右にふらつきながら2馬身半差の楽勝。「筋肉が柔らかくて、牝馬とは思えないほど食欲が旺盛。初めて競馬場に来ても全く物怖じしない。精神的にも強いんだ」と同師は絶賛する。レースを一度経験したことで気合も乗ってきた。ここも突破して来春に夢を広げるだろう。

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2016年12月3日のニュース