【ステイヤーズS】ミスターX 力は“G1級”アルバート死角なし!

[ 2016年12月3日 05:30 ]

 中山11R・ステイヤーズSはアルバートに逆らえない。休み明けの前走・アルゼンチン共和国杯(2着)で好走すると、ジャパンCを見送って最適舞台のここを選択した。半馬身差に迫った前走の勝ち馬(シュヴァルグラン)は、次戦ジャパンCで3着。展開が向かなかった2走前の天皇賞・春(6着)も1着キタサンブラックに0秒5差なら、力はG1級と見るのが妥当。G2のここは力が違うはずだ。

 長距離適性は折り紙付き。昨年のステイヤーズSは、直線で他馬とは異次元の伸びを見せて5馬身差の圧勝。3000メートル以上を走った上であの切れ味を見せつけられれば、ライバルたちはお手上げだ。鞍上は昨年同様に世界のライアン・ムーア。臨戦過程、力関係、舞台適性…死角が見つからない。馬単(3)から(6)(8)(9)(13)へ。

 一転、中京11R・金鯱賞はデニムアンドルビーで高配当狙い。屈腱炎が癒えた実力馬に頼りたい。前走は約1年5カ月前の宝塚記念(2着)までさかのぼらなければならないが、その強さは本物。最後方から上がり3F34秒0の末脚で駆け上がると、一気に馬群を置き去りに。好位から抜け出したラブリーデイには届かなかったが、その差はわずか首だけだった。

 左回りの中距離戦は13年フローラS優勝、オークス3着、ジャパンC2着なら信頼できる。積み上げてきた実績は間違いなくメンバー1。陣営も手探り状態での出走だが、能力だけで好走するシーンは十分にあると見る。馬単(4)から(2)(5)(6)(7)(8)(13)へ。

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2016年12月3日のニュース