【細原・騎手で獲る 特別編】17日阪神9R 少頭数ならナムラライラが突き抜ける

[ 2016年9月17日 08:00 ]

 トレセン取材をしていると、関係者から『癖馬ほど走る』という言葉をよく耳にする。草食動物であるサラブレッドは臆病な性格。記者はこれまで潜在的な能力がありながら、レースでそれを発揮できない馬を数多く見てきた。ブリンカーで一変、逃げる競馬で一変…。何かキッカケさえつかめば激走する馬はたくさんいる。記者が現役ジョッキー時代に感じたことは“癖馬は我が強い”ということ。反抗心が強く乗り難しさはあるが、闘争心に火が付いたときの爆発力は乗り手の想像を超えるパフォーマンス発揮していた。

 阪神9Rはナムラライラ◎。小倉の新馬戦(4着)は道中で、外から他馬に被せられ走る気持ち損ねたが、前走は外をマクル強気の競馬で4馬身差の大楽勝。「ああいう形になれば強い」と福島師もレース後に手応えをにじませていた。ここは8頭立てでもまれる心配は皆無。前走の積極策が今回に生きるはず。3連単1着固定で勝負。

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2016年9月17日のニュース