【函館記念】トーセンレーヴ動き良好 ホワイトと共闘

[ 2016年7月15日 05:30 ]

函館ウッドチップコースで追い切ったトーセンレーヴ

 函館記念で57・5キロのトップハンデを背負うトーセンレーヴはWコースで単走追い。前半からスピードに乗せたものの、ゴールまで躍動感いっぱいに駆け抜けたという印象ではない。5F71秒4、直線は流し気味でラスト13秒4。音瀬助手は「馬場が深くて、最後はノメッて走りづらそうでしたね」と認めてから「でも、動きは良かったです」と相反する言葉を並べた。

 5、6歳時に1勝もできなかったのに、7歳秋で覚醒?の2勝。勢い駆って臨んだ有馬記念でも6着に奮闘した。「昨年の秋はかみ合ったんでしょう。それまで心房細動の不安とかあった馬ですから。でも、有馬記念の後はさすがに疲れが残ってしまいました。今回は立て直しができたと思っています」。

 今回は香港のホワイトが騎乗。これまで27戦中、延べ24戦で外国人ジョッキーとコンビを組み、ホワイトで13人目だ。異色の8歳馬は12年のエプソムC以来、4年ぶりの重賞2勝目を目指す。

続きを表示

2016年7月15日のニュース