【函館記念】レッドレイヴン 連勝へ池添手応え「いい状態キープ」

[ 2016年7月15日 05:30 ]

函館ウッドチップコースを併せて追い切った、レッドレイヴン(左)

 前哨戦・巴賞を快勝したレッドレイヴンが絶好の動きを披露した。函館Wコースでレッドシャンクス(7歳1600万)を2馬身追走し、直線ではペースメーカー役の相手を置き去り。5F71秒0~1F12秒4(馬なり)。追い切り後はゲート確認も行い、万全の態勢を整えた。

 騎乗した池添は「中1週なので強いのはいらない。行く気に任せてサーッと。やればいくらでも動きそうな感じ。いい状態をしっかりキープしている」と確かな手応え。見守った藤沢和師も「いい感じ。以前と比べ、馬が穏やかになったね。速い上がりがない馬なので、函館の洋芝も合う」と目を細めた。

 2歳時から重賞戦線で活躍してきたが、不思議にもノンタイトル。通算【2・1・0・2】と好相性の函館芝で重賞初Vの期待が膨らむ。池添は「練習では悪いことはしないが、レースではスタートが鍵になる馬。巴賞のようにうまくスタートを切れれば。自信を持って乗りたい」と目を輝かせた。05年エリモハリアーを最後に巴賞優勝馬の函館記念Vはないが、ジンクスを吹き飛ばせる充実ぶりだ。

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2016年7月15日のニュース