【中京新馬戦】ミスターロンリー　五十嵐厩舎２週連続新馬勝ち狙う

　【東西ドキュメント・栗東＝１４日】五十嵐厩舎は先々週の濃尾特別でタガノハヤテが１０００万勝ち、タガノエスプレッソが降級初戦の豊明Ｓを制してオープンに返り咲き。先週の函館芝１８００メートル新馬戦では、タガノアシュラが２歳コースレコードを塗り替える派手なパフォーマンスで勝ち上がった。

　厩舎のいい流れに乗って日曜中京６Ｒ（芝１２００メートル）でデビューする新馬ミスターロンリー（牡、父ダイワメジャー）に柏原は注目している。１週前に武豊がまたがってＣＷコース６Ｆ８３秒２～１Ｆ１２秒１でマイネルブロッケン（２歳未勝利）に半馬身先着。最終追い切りは馬なりで６Ｆ８１秒８～１Ｆ１２秒８としっかり動いてマイネルネーベル（４歳５００万）と併入だった。

　五十嵐助手は「先週はジョッキーに乗ってもらい、いい動きをするねと言ってもらいました。スピードがあって前向き。アシュラと距離適性は違うだろうけど同じくらい期待しているんですよ」と感触がいい。２週連続の新馬勝ちへ。陣営の意気込みがストレートに伝わってきた。