馬術競技会、乗馬…いろんな馬に合いに行こう

[ 2016年5月6日 05:30 ]

5日の募金活動でファンと握手する左海騎手会長(右)

 【地方競馬です!!】全国各地の競馬場が盛り上がったゴールデンウイーク。4月29日に名古屋競馬場で「第11回Thanks Horse Days in なごや」が行われるなど、人と馬とのつながりを改めて知るイベントも行われた。8日にもまた、千葉県八街市にある乗馬クラブ「コルザホースクラブ」で馬術競技会や障がい者を対象とした体験乗馬、誰でも気軽に参加できるポニーとの触れ合いイベントが行われ、体験乗馬の引き馬ボランティアに船橋競馬の左海誠二、石崎駿、山口達弥騎手が参加する。

 今年が2回目となる同イベント。昨年の第1回にも参加した左海騎手は「馬を知るきっかけになればいいと思う。騎手会ではこういうものにも協力していきたい」と話す。「乗馬はまだ日本ではマイナーだが、ホースセラピーなど福祉乗馬もある。まずはスポーツという観点から競技を知ったり、馬と親しんでくれれば」と同クラブ代表の塚本めぐみさん。競技会のパラ馬術部門には元JRA騎手の常石勝義選手も出場する。

 今年3月にJRAの角居勝彦師が引退馬のキャリア支援プロジェクトを発足させたことは、競馬に関わる者として記者自身とても印象的だった。少しずつ少しずつ広がる人と馬とのつながり方。いろんな場所へ、いろんな馬に合いに行こう。 (秋田 麻由子)

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2016年5月6日のニュース