【船橋・かしわ記念】コパノリッキー復活V!ダートG1・6勝目

[ 2016年5月6日 05:30 ]

かしわ記念を制したコパノリッキー

 交流G1「第28回かしわ記念」が5日、船橋競馬場で行われ、コパノリッキーが復活を告げる快勝。14年に続きこのレース2勝目、ダートG1・6勝目を飾った。鞍上の武豊は天皇賞・春のキタサンブラックに続き、ヤナガワ牧場の生産馬でG1連勝となった。

 先手を主張したソルテを行かせて2番手をキープ。直線入り口で先頭に立つと、粘るソルテを3馬身突き放した。「4角の手応えで押し切れると思った。ここ3走、彼らしい走りではなかったので、実力を見せられてよかった」と武豊。7日(日本時間8日早朝)には米G1ケンタッキーダービーでラニに騎乗。お立ち台で「気持ちよくアメリカに行けます。頑張ってきます」と宣言すると、大勢のファンから喝采を浴びた。

 風水師のDr.コパこと小林祥晃オーナーは、この日が69歳の誕生日。「いい誕生日になった。久々にリッキーらしい競馬。きょうのメンバーならマイル王と言っていい」と満足顔。「秋までお休みは決めていたが、その後は色気が出てきた」と、11月に行われる米競馬の祭典「ブリーダーズカップ」への参戦を示唆。村山師も「(マイルCS)南部杯(10月10日、盛岡)から米国へ行ければ」と、夢が膨らむ復活Vだった。

 ◆コパノリッキー 父ゴールドアリュール 母コパノニキータ(母の父ティンバーカントリー) 牡6歳 栗東・村山明厩舎 馬主・小林祥晃氏 生産者・北海道日高町ヤナガワ牧場 戦績22戦11勝(南関東7戦3勝)総獲得賞金6億万5166万4000円。

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