【日本選手権競輪】山崎 二次予選で姿消す グランドスラム持ち越し

[ 2016年5月4日 05:30 ]

 静岡競輪場で開催中の平成28年熊本地震被災地支援競輪「第70回日本選手権競輪」(優勝賞金6500万円)は3日、ゴールデンレーサー賞が行われ、平原康多のまくりを追いかけた原田研太朗が抜け出して快勝した。二次予選では3月名古屋に続くダービー連覇を狙った村上義弘、グランドスラムに王手をかけている山崎芳仁が共に敗退。4日は正念場の準決勝が争われる。

 グランドスラム(G1全冠制覇)を目指した山崎は二次予選9Rで6着。3月名古屋ダービーに続き今回も二予で姿を消した。前を任せた小松崎が打鐘前2角で落車するアクシデント。目標を失った山崎は最終B7番手からまくって出たが、前団を捉えるだけのスピードは発揮できなかった。引き揚げてきた山崎は「小松崎君が落車した時点で気持ちの切り替えが遅かった。阿竹君が行かないので2角から無理やり仕掛けたが…。力を出し切る前に終わっちゃった。グランドスラム?来年に持ち越しですね」と話し、肩を落とした。

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2016年5月4日のニュース