菜七子フィーバー 12日は金沢へ、12R中3つも「菜七子の冠レース」

[ 2016年4月11日 19:21 ]

JRA初勝利を挙げた藤田は記念品のターフィーのぬいぐるみを頭上に掲げて笑顔

 10日の福島競馬でJRA初勝利を挙げた新人女性騎手・藤田菜七子(18)は12日、金沢競馬に初参戦。川崎、高知、浦和に続いて、これが自身4場目の地方参戦となる。菜七子は「たくさん乗せていただけてありがたい。一鞍一鞍大切にして、少しでも技術を向上させたい」と意気込む。

 12日金沢競馬レース当日は交流競走を含め計7鞍に騎乗。金沢は1R「ようこそ藤田菜七子騎手杯」、6R「藤田菜七子騎手来場記念」、9R「がんばれ菜七子さん!」と、12R中3Rのレース名を変更し、JRAアイドル騎手を歓迎するムードに包まれている。

 金沢競馬の事業局・竹元勝さんは「うちは競馬場では珍しい地元の新鮮なネタを使った寿司屋もあるし、たくさんのお客さんに来ていただいて喜んでもらいたい」と話した。JRA初勝利を飾った2日後だけに、金沢でも“菜七子フィーバー”必至。売り上げ、入場者ともに、通常開催時よりも大幅アップ間違いなしか。

 なお13日は船橋競馬ナイターで5鞍に騎乗。1R(発走予定15時00分)では、社台ファーム代表・吉田照哉氏の所有馬エレガントルージュへの騎乗が決まった。

続きを表示

2016年4月11日のニュース