大井で20回目の「相馬野馬追」実演 甲冑競馬に歓声

[ 2015年11月24日 05:30 ]

大井競馬場で行われた「相馬野馬追」

 大井競馬場で23日、福島県の相馬地方に古くから伝わる神事で、国の重要無形民俗文化財にも指定されている「相馬野馬追(そうまのまおい)」が行われた。

 大井競馬場で実演されるのは今年で20回目。甲冑(かっちゅう)姿で登場した若武者たちは、かぶとを脱ぎ、白鉢巻きを締め、旗差物をなびかせながら大井競馬場の本馬場を疾走した。まるで壮大な戦国絵巻を再現したかのような「甲冑競馬」に、詰めかけた大勢のファンからたくさんの歓声が上がった。

 またこの日は「スポニチ初心者競馬教室」が開かれた。誘導馬との触れ合いなど普段できない体験をした参加者は「とても楽しくて新しい趣味になりそう」(60代夫婦)と喜んでいた。

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2015年11月24日のニュース