【エ女王杯】スマートレイアー　好調証明12秒４、鞍上も好調浜中

坂路を単走で追い切るスマートレイアー

　府中牝馬Ｓ２着のスマートレイアーは坂路で単走。４Ｆ５３秒８～１Ｆ１２秒４で軽快に駆け上がった。弾むような脚さばきが好調の証明だ。

　高野助手は「先週はジョッキー（浜中）が乗ったので今週はサラッと馬なり。いい感じです」と好調をアピール。先週４日は坂路の最内を通ったとはいえ、同４９秒６の好時計。５歳秋を迎え、円熟期に入った。

　これまでのレイアーといえば、直線一気が代名詞だった。しかし、２走前の米子Ｓ（１着）は３、４番手から好位差し。府中牝馬Ｓは中団から伸びた。鮮やかに脚質転換に成功した。同助手は「前走も馬群で競馬ができたし、直線で他馬と接触しながらも伸びた。以前では考えられなかったこと。メンタルが強くなったんでしょう。道悪も走っているので楽しみ」と白さを増した愛馬の充実に目を細める。今秋絶好調の浜中を新コンビに迎え、大仕事の予感は高まっている。