【野路菊S】本命ロスカボス 出遅れ何の無傷で連勝

[ 2015年9月19日 14:58 ]

 2歳1勝馬のオープンレース「野路菊S」(オープン、芝1800メートル・晴・良)が19日、阪神競馬場9Rで行われ、M・デムーロ騎手騎乗の1番人気、ロスカボス(牡2=高野厩舎、父キングカメハメハ、母マンハッタンセレブ)が、差し切って新馬―特別と連勝を飾った。勝ち時計は1分47秒8。

 1番人気のロスカボスが大きく出遅れ、最後方に取り残された。先行したのは人気薄のグロースハック。2、3番手にはキンショーユキヒメ、ブラックスピネルがつけ、向正面でもロスカボスは最後方に取り残されたまま。

 3コーナーからは、後方に待機していたアグネスヒーローがまくって出て、4コーナーでは先頭をうかがう勢い。直線入り口では、先行5頭が横一線の大激戦となった。

 さらにそこへ大外から、ぐんぐんロスカボスが追い込む。後方を進んだ分、余力があり、デムーロは直線追い通し。ゴール寸前で、全出走馬を抜き去って劇的勝利を上げた。

 1馬身1/4差の2着はブラックスピネル、そこから2馬身1/2差の3着はユウチェンジが入った。これでロスカボスは新馬―特別と無傷の連勝となった。

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2015年9月19日のニュース