【阪神ジャンプS】断然人気オースミムーンが重賞6勝目

[ 2015年9月19日 14:11 ]

 「第17回阪神ジャンプS」(G3、芝3140メートル・晴・良)は19日、阪神競馬場8Rで行われ、高田騎手騎乗の1番人気、オースミムーン(牡6=松下厩舎、父アドマイヤムーン、母レディクライマー)が圧勝した。勝ち時計は3分31秒9。

 断然の1番人気に支持されたオースミムーンは、スタート直後4、5番手につけた。先行したのは、打倒オースミムーンを狙うマキオボーラー。積極的なレース運びで先頭に立ち、レースをリードした。ワールドマッチは最初の障害で落馬、競走を中止した。

 マキオボーラーはジャンプも安定し、1周目から2週目に入っても先頭を譲らない。2番手につけたミヤコデラックスも続いた。余裕のレース運びのオースミムーンは、最終の3コーナー前からこの2頭に迫り、4コーナーでは余裕を持って先頭に立つ。マキオボーラーも必死に差し返しを狙ったが及ばなかった。

 1馬身1/4差の2着はマキオボーラー。そこから5馬身差の3着はミヤコデラックスが入った。

 オースミムーンは今年6月の東京ジャンプSに続く重賞制覇で、これで重賞6勝目を飾った。全戦績は、平地11戦未勝利ながら、障害に転向し18戦7勝。

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2015年9月19日のニュース