【中京記念】ゴールドベル 松山「十分チャンスある」

[ 2015年7月24日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=23日】朝から雨が降り続き、寺下は調教スタンドで雨宿り。調教を終えた騎手が引き揚げてくると、一斉に報道陣の輪ができた。真っ先に現れたのが松山。中京記念はゴールドベルと初コンビで挑む。最終追いにまたがり「力強い馬。前走もいい脚を使っていたし、ハンデも軽い。十分チャンスはあるかな」と期待を寄せた。

 夏の中京開催もラストウイーク。芝は全体的に荒れている。松山は「ずっと外差しを狙っているんですけど…全然勝っていないんで」と苦笑い。鞍上は今開催1勝のみだが、パートナーは夏の中京で4戦3勝と好相性。前走Vも大外一気だった。最終週で脚質がハマれば勝ち星量産も狙える!?“ドバドバっと勝てるんじゃ?”報道陣からちょっと前に聞いたフレーズが飛び出すと、取材の輪は一瞬静寂に包まれた。そこから絶妙な間で「あんまりよく分かんないっす(笑い)」と鞍上。いつも通りクールな対応にも、寺下は確かな手応えを感じ取った。

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2015年7月24日のニュース