【中京記念】ブラックヒルと再コンビ・秋山「しっかり結果出したい」

[ 2015年7月24日 05:30 ]

秋山騎手

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、中京記念でカレンブラックヒルに騎乗する秋山騎手を直撃した。

 ――カレンブラックヒルの最終追い切りは坂路で4F51秒7。速い時計が出ました。

 秋山 坂では好時計を出せるタイプだけど、単走でこの動きですから好調とみて良さそうです。息の入りも良かったです。

 ――前走(安田記念7着)はケガをしていて乗れませんでした。

 でもちゃんと見ていました。いつもと違う後方からの競馬になっていましたね。

 ――外枠がこたえた感じに見えましたか?

 でも最後は差を詰めてきていましたからね。こういう競馬もできるんだ、という思いの方が強かったです。

 ――最後に騎乗したのは3走前の小倉大賞典(1着)。1800メートルでの競馬でした。

 1800メートルといっても小回りの小倉だし、G3ということもあったので心配はしていませんでした。

 ――逃げている馬が勝手に失速するような感じで早め先頭に。

 前が止まったけどこちらは手応えが良いままでした。だから無理に抑えるよりも自然とハナに立った方が良いと判断しました。

 ――直線はつかまりそうでつかまらず粘り込んだように見えました。

 58キロを背負っていたこともあってさすがに最後はいっぱいになりました。でも他が伸びている感じもなかったので最後までかわされるとは思いませんでした。

 ――今回はさらに0・5キロ増えて58・5キロのハンデ。心配はありませんか?

 実績は抜けているのでこのハンデは仕方ないかと思います。彼自身はこなせる斤量だと思うけど、他との差がどう出るかだけが唯一の気掛かりです。

 ――やはり前で競馬をする?

 そうなると思います。G1を含む重賞5勝の実績は断然なので恥ずかしい競馬はできません。

 ――久しぶりの騎乗で力が入る?

 前走はケガをしていたし、前々走は騎乗停止で乗れませんでした。ご迷惑を掛けた分、今回はしっかり結果を出したいです。

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2015年7月24日のニュース