【皐月賞を占う】スティールがV戦線一歩リード、クラウンも差はなし

[ 2015年3月23日 05:30 ]

 皐月賞はスプリングS上位馬と弥生賞1、2着馬の争い。中でもスプリングS2着のリアルスティールが一歩リードしている。余裕のある馬体でスローペースを中団から首差まで迫った内容は秀逸。新馬、共同通信杯を連勝した素質に体調の上積みも加われば第1冠奪取の可能性が高い。

 デビュー3連勝中のサトノクラウンも差はない。切れ味ではリアルスティールに劣るが、東京スポーツ杯2歳S、弥生賞連覇の実力は関東随一だ。スプリングSを制したキタサンブラックの先行力もクラシック級。同3着のダノンプラチナは距離延長に、同7着ミュゼスルタンはゲートに不安を残したが、ともに休み明けを叩いての変わり身が期待できる。弥生賞2着のブライトエンブレムは道悪馬場で浮上。別路戦組はレベルが低いが、未勝利戦、若葉S連勝のレッドソロモンには未知の魅力がある。

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2015年3月23日のニュース