御神本、異例の免許失効 大井トップジョッキーが更新試験で不合格

[ 2015年3月18日 05:30 ]

免許試験委員会が不合格とし、5月いっぱいで騎手免許を失効する御神本

 地方競馬全国協会は17日、南関のトップ騎手である御神本訓史(33=大井)が同日に開催された免許試験委員会で不合格となり、5月31日をもって騎手免許が失効すると発表した。不合格の理由は個人情報保護の観点から公表できないとしている。大井で同様のケースは07年熊野勲男元騎手以来8人目。

 同騎手は13年2月21日から14年11月13日までの間に14回、資格のない者を大井競馬場騎手調整ルームに「施術師である」と虚偽の申告をして入室させたことで2日から4月10日まで、実効30日間の騎乗停止中だが、これが不合格の決定打になったとみられる。同騎手はこれまでレース以外の要因で騎乗停止となったのが今回を含めて5度もあったが、ついに厳しい処分が下った形だ。

 同協会は引き続き南関東所属であれば、来年4月1日付免許の試験に合格した場合、再交付が可能としている。また、同協会による騎手免許試験は年3回行われ、8月1日免許(兵庫など)、12月1日免許(北海道など)もあり、これに合格すれば早めの再取得となるが、各地域の騎手会には「厩務員を○年務めてから」などの内規があり、御神本がいきなり受験しての合格は難しい。御神本自身の今後の方針は明らかになっていないが、来年4月付免許を再受験するのが現実的とみられる。

 ◆御神本 訓史(みかもと・のりふみ) 1981年(昭56)島根県生まれの33歳。99年4月、益田競馬(島根)で初騎乗、翌00年はリーディングジョッキー。益田の廃止に伴い02年に大井へ移籍。13年には初の南関東勝ち鞍1位。地方通算1万2316戦1952勝、中央223戦6勝(ともに17日現在)。重賞は07年G1・JBCスプリント(フジノウェーブ)など34勝。

 ▼三坂盛雄師(御神本の所属厩舎調教師) 本人(現在、都内の病院でリハビリ中)と電話で話したが、意外と冷静だった。リーディングを獲って甘えもあったのだろうが、自覚が足りなかったと反省し、責任を取らなければいけない。再度、連絡を取って(今後に向けての)本人の意思を確認したい。

 ▼大井競馬場・斉藤弘開催執務委員長 所属競馬場といたしましても重く受け止めております。南関東を代表する騎手であり、再起に期待したいと思います。

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