【若葉S】アダムスブリッジ 3戦3勝へ和田手応え「迫力出てきた」

[ 2015年3月18日 05:30 ]

気配が上向きのアダムスブリッジ

 阪神の「若葉S」には新馬、若駒Sを連勝中のアダムスブリッジが登場。1カ月後の本番へ、どんな走りをするか注目だ。

 デビュー2連勝中のアダムスブリッジはクラシック獲りを意識させる逸材だ。主戦の和田は「結果を出さないとね」と意気込み、愛馬への期待は行動に表れている。追い切り以外の日々の調教にも精力的にまたがり、コミュニケーションを図っている。火曜朝は坂路2本。感触はいい。

 「息が乱れていないし、良くなったね。先週に追い切ってガラッと変わった。乗るごとに迫力が出てきたし、態勢は整っているよ」

 前走後は放牧先で蹄を痛めたが、入念にケアをして慎重に調整が進められたため問題なし。気配は上向きで鞍上も納得の仕上がり。「能力を信じていくだけ」と自信は揺るがない。

 前走・若駒Sが圧巻の勝ちっぷりだった。4角最後方から上がり3F33秒3の末脚で差し切った。

 「エンジンがデカイからガスを噴かすだけでガーンといってくれる。他の馬が止まって見えるくらいの切れがあるし、スタミナもある。(石坂)先生はダービーを獲りたいと言っているし、そのためには賞金も稼がないと」

 先を見据えるこの馬にとって皐月賞の権利獲りは当たり前。持ち前の瞬発力を見せつけ、無敗のまま大舞台へ躍り出る。

続きを表示

2015年3月18日のニュース