【秋華賞】(5)マーブルカテドラル、好枠ゲットで激走ムード

[ 2014年10月18日 05:30 ]

美浦で最終調整を行ったマーブルカテドラル

 牝馬3冠レースに“皆勤”で挑むマーブルカテドラルは17日、田辺を背に美浦で細心の最終調整。北Bコース(ダート)をキャンターで軽快に1周後、ゲートの駐立を確認。18日の京都への輸送に備えた。騎乗した田辺は「いい雰囲気。京都2000メートルは出遅れると厳しくなるので、ゲートを確認した。スタートが互角なら、できれば前で運びたい」とイメージを固める。

 桜花賞は7着。オークス(6着)は一瞬伸びる場面もあった。前走・クイーンS(9着)は直線で前が詰まる不利が致命傷。着順は一息でも、ずっと見せ場はつくってきた。枠は5番に決定。上原師は「極端な内や外は嫌だったので、ここならちょうどいい。京都までの輸送を考慮しても、前走と同じぐらいの体で出せそう。折り合って、流れに乗れれば楽しみ」と手応えを得ている。昨秋のアルテミスS優勝の実力派。高配当を呼ぶ田辺の手腕が激走ムードを高めている。

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2014年10月18日のニュース