新人・義ブレークの予感 ワンダーテルヌーラに注目

[ 2014年8月8日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=7日】今夏大ブレークの予感だ。鹿児島県出身の義が自身初の小倉で開幕週に2勝。ともに14番人気と7番人気の伏兵馬を好位差しで勝利へと導き地元開催で高配当を演出した。小回り、開幕週で“前掛かり”の騎手心理の逆手を取った新人らしからぬ騎乗にしびれた細原は義を直撃した。

 「今は逃げるだけではなく減量が無くなったときを考えて、先生の指示がない限りは控える競馬を心掛けています。差しが決まる馬場でしたし、小回りコースでうまく流れに乗ることができました」

 先週の小倉は開幕週とはいえ雨の影響もあって、芝で逃げ切りが決まったのは13鞍中2鞍だけ。内の馬場が荒れて外差しが決まっていた。今週も小倉で16鞍の騎乗。注目は日曜8Rワンダーテルヌーラ。前走を5馬身差V。「強い勝ち方だった。昇級戦でも」と勝ち負けを意識。穴党必見は土曜4Rマスカレードマスク。「前走(9着)の手応えは悪くなかった。コーナーから仕掛ける積極策で」と一発を狙っていた。

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2014年8月8日のニュース