夏の福島競馬・傾向と対策 人気薄で激走、穴党は二本柳をマーク

[ 2014年7月4日 05:30 ]

 土曜に開幕する夏の福島競馬の傾向を分析した。対象は08年以降(11年は震災の影響で開催せず)で騎手、調教師は出走50回以上を条件とした。

 騎手は蛯名、内田、柴田善といったベテラン勢が安定。近年、飛躍的に成績を伸ばしている田辺、柴田大も優秀な単勝回収率を誇る。トップ10以外では横山典。以前、夏は北海道を拠点にしていたが、12年から本格参戦し昨年は開催リーディングを獲得した。穴党の注目は二本柳で、2桁人気馬を激走させる傾向がある。調教師は古賀慎、大久保洋、国枝が人気馬を堅実に走らせる傾向。穴党は単勝回収率の高い松山、武市に注目したい。

 条件別の3連単配当分布では2歳未勝利、3歳オープン(ラジオNIKKEI賞)の平均配当が高く波乱含み。コース別では芝1200メートル、ダート1150メートルの短距離が荒れやすく、距離が延びるほど配当が落ち着く傾向が出ている。

 開幕週は土日ともに1Rに注目。土曜はロジチャリス。東京のデビュー戦は首差2着で人気確実。勝利数1位蛯名と複勝率1位国枝師のコンビで本命党に推奨。ただし2歳未勝利の3連単は波乱傾向なのでヒモ穴を押さえたい。日曜1Rはスリーパイン。荒れるダート1150メートルで二本柳、武市師の単勝回収率1位タッグ。穴党は黙って買いだ。

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2014年7月4日のニュース