【函館新馬戦】ＴＵＢＥ・前田オーナーも観戦　ノブワイルド初陣

　“夏”の代名詞となっているバンド「ＴＵＢＥ」のボーカル・前田亘輝（４９）が所有するノブワイルド（牡＝畠山吉、父ヴァーミリアン）が、芝１２００メートルの函館土曜５Ｒで初陣を迎える。

　２日の最終追いは小林（レースは藤田）が騎乗し、ダートコースで長めから併せ馬。スピード感あふれる動きで僚馬ポッドフィズ（２歳新馬）に馬なりのまま４馬身先着した（時計は６Ｆから８３秒３～１２秒５）。

　「今までで一番時計を出したが、最後までしっかりしていた。怖がりな面があり、耳を絞ったり頭を上げたりすることもあるが、ピッチ走法でゲートは速いと思う」と河野助手。先週の時点で十分に使える仕上がりも、多忙な前田オーナーが現地観戦できる今週土曜のデビューが決定。「このまま無事に競馬を迎えたいですね」と同助手。細心の注意を払って“御前デビュー”に備える。