【中京新馬戦】母ガリバー似のイケメン ペガサスボス

[ 2014年7月4日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=3日】夏の阪神開催、新馬戦の“トリ”を務めたのはディープインパクト産駒のティルナノーグだった。今週から始まる中京開催にも大物、良血馬が続々とデビューを控えているが、開幕週の筆頭は同じくディープ産駒のペガサスボスだ。母が96年の桜花賞馬ファイトガリバー。当時最前線で取材し、あの強烈な末脚と額に大流星を持つ美形が忘れられないオサムは、矢作厩舎を訪ねた。

 「折り合いも付いて、並んでから自分でハミを取る、前向きさも出てきた。とにかく乗り味が抜群。バネの利いた、いい走りをする。体も理想。480キロ台で競馬になるでしょう」

 安藤助手を前向きにさせたのは、この朝の最終追い切り。坂路で3歳未勝利ユナリナと併せた。4F時計は56秒7と遅いが、ラスト1F12秒6の瞬発力は期待を裏切らなかった。デビューの舞台となる日曜5Rは芝のマイル戦。力試しには格好の舞台だ。母似で、トレセンでも“超イケメン”と評判の息子。新たなドラマがここから始まる。 

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2014年7月4日のニュース