【桜花賞】ハープスター 死角なしの大本命!厳しい6条件全てクリア

[ 2014年4月8日 05:30 ]

ハープスターと松田博師。今年の桜花賞は1強ムードが漂う

 桜花賞過去10年のデータから徹底分析した結果、自信を持ってハープスターを推奨。

 (1)前走着順 勝ち馬10頭は全て前走4着以内。牝馬は1度リズムを崩すと立ち直るのに時間がかかるもの。「牝馬に一変なし」の格言もある。前走5着以下に敗れたホウライアキコ、シャイニーガールなど6頭が消えた。

 (2)芝実績 優勝馬10頭は芝で2勝以上しているか、芝のマイル重賞に連対実績があった。クラシックを勝つには格も必要だ。芝1勝で芝マイル重賞にも実績のないニシノミチシルベ、リラヴァティなど4頭が脱落。

 (3)距離実績 10頭の桜花賞馬は全て1600メートル以上の重賞、あるいはオープンで3着以内に好走していた。1400メートル以下の短距離戦にしか実績のない馬には距離が壁になる。ベルカント、アドマイヤビジンなど4頭が圏外へ。

 (4)ステップレース 優勝馬10頭の前走をレース別に分類すると、チューリップ賞5頭、フィリーズレビュー2頭、フラワーC2頭、エルフィンS1頭。クイーンCから直行した馬はエフティマイア(08年)、ホエールキャプチャ(11年)、ヴィルシーナ(12年)の2着が最高。フォーエバーモアも銀メダルが精いっぱいでは。また、アネモネSをステップにした馬はソーマジック(08年)の3着が最高。ペイシャフェリス、マーブルカテドラルも銅メダルまで?

 (5)馬体重 優勝馬の前走が休み明けだった場合、体重は増減なしかプラスになっていた。ラインクラフト(05年)は8キロ増、アパパネ(10年)は6キロ増、ブエナビスタ(09年)、アユサン(13年)は増減なし。ヌーヴォレコルトは3カ月ぶりの前走で2キロ減。成長力に疑問符が付く。

 (6)3歳キャリア 優勝馬10頭は全て3歳になってから1回以上出走していた。グレード制導入の84年までさかのぼっても年明け初戦で桜花賞を勝った馬はいない。阪神JF優勝からぶっつけで挑んだスティンガー(99年)は1番人気も12着大敗。レッドリヴェールも休養明けでは無理だ。

 結論 ハープスターだけが全ての条件をクリア。どこから見ても死角のない大本命馬だ。

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2014年4月8日のニュース