【桜花賞】関東代表フォーエバーモア 打倒ハープ!

[ 2014年4月8日 05:30 ]

打倒ハープスターで桜花賞制覇を目指すフォーエバーモア

 阪神JFの借りは桜花賞で返す。関東代表フォーエバーモアがスケールアップして殴り込みだ。1着レッドリヴェール、2着ハープスターと、鼻+首差の死闘から2カ月余。始動戦のクイーンCで完璧な強さを見せた。当時は賞金900万円。賞金加算で“桜花賞切符”の確保が絶対的使命の中、正攻法の2番手から力任せにねじ伏せた。「仕上げて挑んだが、馬が応えてくれた。蛯名騎手も強気に乗ってくれた」。鹿戸師は振り返った。

 桜花賞出走を確定させたことで、中間のトライアルは使わず、一度リフレッシュ。1週前の4月2日は蛯名を背にWコースで5F68秒3~1F13秒5(馬なり)を併せ馬でマーク。蛯名は「馬がしっかりしてきた。順調なのが何より。それが一番」と目を細めた。

 陣営は再戦の時を待つ。指揮官は「打倒ハープスター?1番手か2番手か3番手かは分からないが、チャンスはあると思う」。蛯名も「相手が強いのはG1だからしようがない。勝つ、負けるじゃなく、いい競馬ができればいい」。関東の期待を一身に背負って出陣だ。

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2014年4月8日のニュース