オート田代引退「トップでいること難しく」SG3V、最優秀選手2回

[ 2014年4月8日 05:30 ]

6日付で引退した田代祐一

 JKAは7日、オートレーサーの田代祐一(55=伊勢崎)が6日付で引退したことを発表した。田代は77年にデビュー。88年の全日本選抜でSG初制覇を達成した。その後も88年日本選手権、89年スーパースターとSG2V。83、88年には最優秀選手にも選出された。ラストランとなった6日の伊勢崎3Rで1着に入った田代は「選手を続けるだけなら、あと10年できるかもしれない。ただ、私は何でも1番でいたい性格。年を重ねてトップでいることが難しくなったので引退を決意した」と語った。なお、5月11日に伊勢崎で引退セレモニーが行われる予定。

 ◆田代 祐一(たしろ・ゆういち)1959年(昭34)2月3日、千葉県生まれの55歳。77年デビューの15期生で、同期には岩田行雄がいる。通算成績は4506戦1356勝、104V。SG3V、G1・10V。1メートル61、68キロ。血液型A。

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