【ジャパンC】ドゥーナデン 欧州外でG1・3勝、高い馬場適性

[ 2013年11月19日 05:30 ]

硬い馬場も得意とするドゥーナデン(JRA提供)

 【合田診断】こちらも欧州調教馬でありながら、欧州以外で3つのG1を制しているのがドゥーナデン(牡6)である。欧州でも今年6月のG1サンクルー大賞(芝12F)で、次走G1キングジョージをトラックレコードで圧勝するノヴェリストに1馬身1/4差の2着になっており、能力的にはここでも足りておかしくないものを持つ馬だ。G1を制した3つの競馬場は、いずれも欧州に比べれば平たんで路面が硬く、馬場適性は高いと思われる。中でも圧巻だったのが、超の付くハイペースとなった前半は最後方に待機し、直線外に持ち出し一気に追い込んだG1コーフィールドC(芝12F)で、陣営はあのレースの再現をもくろんでいるはずだ。となると、逃げ馬不在で落ち着いた流れになりそうなのが陣営としてはもどかしいところだろう。予想に反して前半からペースが上がれば、馬券圏内に浮上する可能性はある馬とみる。

 ≪スムーズ13秒4≫G1・3勝の実績を持つ仏国のドゥーナデンが競馬学校のダートコースで軽快な走りを披露した。徐々にペースアップすると3F50秒0、ラスト1F13秒4をマーク。ブラム厩務員は「調子の良さを感じさせる動きだった。あすはもう少し強めの調教をする予定」とコメントしていた。

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2013年11月19日のニュース