【凱旋門賞】キズナ11番 前田オーナー「絶好の枠」に興奮

[ 2013年10月5日 06:00 ]

 キズナの枠順抽選のボールを引いたのは前田幸治ノースヒルズ代表。書かれた数字を見るや「じゅういちばーん(11番)」と響き渡る声を上げ、そして右手で力強くガッツポーズをつくった。同代表は「絶好の枠だな。10番か、11番が欲しかったんだ」と興奮した様子だった。

 一方、ロンシャン競馬場から約35キロ離れたシャンティイ調教場で前田氏から電話連絡を受けた佐々木師も大歓迎の表情。「希望通りの枠。内過ぎず外過ぎずでちょうどいい。オルフェーヴルが8番なら、そこを見て運べるかもしれないね」と早くもレースをシミュレーションしていた。この日のキズナはエーグル調教場の直線ダートコースで1F17秒程度のキャンター調整。「馬はリラックスしているけど、元気があり、凄くいい雰囲気。集中して競馬モードになってきた」と同師は馬の状態にも太鼓判を押していた。

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2013年10月5日のニュース