【毎日王冠】ダークシャドウ　戸崎「春と比べても凄くいい」

モヤが立ちこめる中、追い切るダークシャドウ（手前）

　毎日王冠の木曜追いが３日、美浦トレセンで行われた。ダークシャドウは一面、モヤが立ちこめる中、Ｗコースでキングレオポルド（６歳オープン）を１馬身追走し、内から馬なりで併入。橋本助手は「推定４Ｆ５１～５２秒台」と説明した。騎乗した戸崎は「前の馬がモヤに消えないよう、すぐ後ろを追走し、持ったままで併入。春と比べても凄くいい」。９月上旬から坂路とＷコースを併用し、９本追い切りを消化。きっちりと仕上がった。

　東京１８００メートルは１１年エプソムＣ、毎日王冠を制覇。コンビ結成３戦目の戸崎は「安田記念（６着）はスタートが良く、流れに乗った分、逆に本来の末脚を引き出せなかった。切れは素晴らしいし、Ｇ１を獲れる馬。ベストの距離とコースで力を出し切りたい」と力強く結んだ。