【毎日王冠】藤沢和師 8頭木曜移動、本番備え予行練習

[ 2013年10月4日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=3日】開幕週の東京競馬に出走する藤沢和厩舎の8頭が午後1時、馬運車2台に分乗してトレセン正門ゲートから出発した。通常、関東圏の競馬場には当日輸送で臨むが、2~3日繰り上げての東京入り。「早めに連れて行ってスクーリング(予行練習)をやっておきたい。特に初コースとなる2歳馬に経験させたい」。藤沢和師が木曜移動させたのはトレクァルティスタ(日曜5R)、キミノナハセンター(土曜2R)の2歳馬2頭と、レッドスパーダ(毎日王冠)など古馬6頭。馬は仲間がいることで落ち着ける集団性の動物。テンションが上がりやすいコディーノを除く出走馬が集団で装鞍所からパドック、コースを下見して本番に備える。

 8頭の半分以上は勝負になる…。梅崎は今でも通じる競馬の格言をかみしめながら馬運車を見送った。「秋の東京は藤沢和厩舎を狙え」

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2013年10月4日のニュース