【毎日王冠】エキストラ・角居師「直線長い東京コース合う」

[ 2013年10月4日 06:00 ]

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、毎日王冠(6日、東京)にエキストラエンドで挑む角居師を直撃した。

 ――エキストラエンドの最終追い切りの感触は?

 角居師 併せたデニムアンドルビーとオールザットジャズは切れがある。どこまでついていけるかと思ったが、しっかりついていった。いつも以上に動いた。

 ――体重は?

 量っていないので正確には分からない。ただ、見た目は太くもなく、細くもなくという感じ。前走(ジューンS1着=460キロ)より少し増えているくらいでは。

 ――デビュー戦(12年1月新馬戦=4着)が478キロとキャリアの中で最も重い体重。成長は?

 デビュー当初は、まだかなり緩い体つき。体重だけを見ると確かに減っているが、無駄な肉が落ちて必要な筋肉は付いている。そういう意味で成長はしている。

 ――2400メートル戦でいまひとつの競馬が続いたが、中距離戦に戻してから連勝。

 確かにそうだが、2400メートルでも勝ったことはあるので、一概に長い距離が駄目だとは決めつけていない。ただ、中距離が悪くないことは数字に表れた通りだろう。

 ――東京コースで良績を残しているのは脚質が合っているから?

 長くいい差し脚を使えるので、東京のような最後の直線が長いコースには合うのだと思う。

 ――全兄リベルタス(4勝=現役)が重賞では少し足りない感じがあった。

 ストレスが掛かると前後のバランスが悪くなるような面は兄と似ている。ただ、それをクリアできれば重賞に入ってもヒケは取らないと思っている。

 ――良血で最初から期待が大きかった馬。やっと開花した感じ?

 まだまだ奥がありそうで、開花し切ったとは思っていない。これからもっと良くなるはずだが、まずは試金石として、いい競馬をしてくれることを信じている。

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2013年10月4日のニュース