【ヴィクトリアM】浜中 ハナズゴールをスカッと勝たせたい!

[ 2013年5月10日 06:00 ]

浜中騎手はハナズゴールでヴィクトリアMに挑む

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、ヴィクトリアMでハナズゴールに騎乗する浜中騎手を直撃した。

 ――ハナズゴールの前走(阪神牝馬S4着)ですが、レース前の雰囲気は?

 浜中 その前、2走にわたって勝たせてもらいましたが、レース前の感じは変わらず良かったです。

 ――体が減って418キロでした。

 調教もそれほど攻めなかったけど減っていました。これ以上、減ってほしくはないけど牝馬なので小柄なのは気にしないようにしています。

 ――終始外を回らされる形に。

 外々を回らされたのも響いたけど、内で掛かった馬が、ずっと外へ逃げ気味になっていたのもイヤでした。それを気にしちゃった感じもありました。

 ――2、3着がなく、勝つか惨敗かというタイプ。

 力を発揮できれば負けないということだと思います。なんとかフルに能力を出せるように乗りたいです。

 ――そのための作戦は?

 道中はできる限り馬群の中で脚をためたいです。そうすれば最後の切れ味は半端ではありませんから。

 ――もともと馬群は全く気にしない。

 3走前(リゲルS1着)は直線で前にいた馬に進路をふさがれたけど、そこから立て直して差し切った。馬混みの中で競馬ができるのは強みです。

 ――直線の末脚勝負に徹する?

 東京は直線が長いので、慌てて追うこともないと思います。前が空くのを待ってからでも大丈夫。そこまでしっかりスムーズに誘導してあげるのが僕の仕事だと思っています。

 ――厩舎スタッフに聞くと、この中間は相当、良い状態の模様。

 美浦の坂路は時計が出やすいといっても速い時計が出ているみたいですね。当日も良い状態で出てきてくれることを願っています。

 ――桜花賞を直前に取り消したりとG1に今一つ縁のない馬。

 東京の1600メートルという条件は間違いなくこの馬に合っているので、そろそろスカッとG1を勝たせてあげたいです。それだけの力はある馬だと信じています。

続きを表示

2013年5月10日のニュース