【立川ダービー】深谷　圧巻逃げ切り！２個目タイトルへ好発進

　Ｇ１「第６６回日本選手権競輪」（優勝賞金６０００万円＝副賞含む）が１９日、立川競輪場で開幕。初日メーンの１１Ｒ・特別選抜予選は人気を集めた深谷知広が力強い内容で逃げ切り、ダービー初制覇へ好発進した。２日目は特別選抜予選が１０、１１Ｒに組まれており、１０Ｒは昨年のグランプリ覇者・村上義弘、１１Ｒは昨年ＭＶＰの武田豊樹がそれぞれ主役を務める。

　深谷が２個目のタイトル奪取へ最高のスタートを切った。

　打鐘から先行態勢に入ると、カマして来た渡辺一を前に出させず突っ張り、そのまま押し切る圧巻の走り。ラスト１周は前半１０秒６、後半１１秒３とタイムも別格だ。深谷マークで離れた村上博は「力の差を感じた」とぼう然。ゴールデンレーサー賞（４日目１１Ｒ）進出を決めた深谷は「久しぶりに力を出し切った。逃げ切れたし状態はいいと思う」と好感触に笑顔だった。