【阪神JF】浜中「完成度高い」コレクターアイテムに不安なし

[ 2012年12月7日 06:00 ]

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、阪神JFでコレクターアイテムに騎乗する浜中騎手を直撃した。

 ――コレクターアイテムの前走(アルテミスS1着)は東京への輸送もあって前走からマイナス8キロ(472キロ)。

 浜中 カイバをよく食べて絞りにくい面のある馬。輸送も入ったし、マイナスだったのはかえって良かったんです。

 ――では、デビュー以来減り続けている(マイナス12キロ)点も心配ない?

 減り過ぎるのはよくないけど、今回はプラスになりそうなので、このくらいは問題ないと思います。

 ――1番枠は気にならなかった?

 馬混みの中で競馬をさせたかったので全く気になりませんでした。

 ――普通にスタートしたけど無理せず後方へ。

 出たなりという感じで走らせました。東京コースだし、今後のことを考えても無理に行かせる気はありませんでした。

 ――道中の手応えもよくみせた。

 実際、ズッとよかったですね。仕掛ければいつでも反応してくれる感じでした。

 ――馬群の中を右へ左へとコントロールしながら上がってきた。

 鞍上の指示に素直に従ってくれるし、簡単に馬群をさばいてくれました。2歳としては本当に完成度が高いと感じました。

 ――阪神の1600メートルは新馬勝ちの舞台。

 ずっと1600メートルを使っている馬だし、コースに関しては何も心配していません。

 ――最終追い切りにまたがった感触は?

 よかったですよ。もともと調教ではそれほど動くタイプではありません。でも、動き自体は悪くなかった。変わらず良い状態をキープしているという感じでした。

 ――手応えがありそうですね?

 本当に良い馬だし、何とかよい騎乗をして結果を出したいです。

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2012年12月7日のニュース