【東京新馬戦】テノール初陣飾った！Ｇ１狙う兄へ景気づけＶ

＜東京新馬戦＞レースを制したヘルデンテノール（４）

　兄への景気づけだ！東京５Ｒの新馬戦（芝１８００メートル）はマイルＣＳに出走するサンカルロの半弟ヘルデンテノール（牡＝大久保洋、父ディープインパクト）が中団から直線で鋭く伸び、兄同様にデビュー勝ちを飾った。吉田豊は「もっと流れに乗れないかと思っていたが、思ったよりうまく競馬ができた。３角で外に出せたし、直線は稽古通りのいい伸びだった」と予想以上に上手な走りに満足げ。「まだトモ（後肢）に緩いところがあるので、そこが良くなっていってくれれば」とさらなる伸びしろも感じ取っていた。

　また、白毛馬として注目されたブラマンジェ（牝＝萩原、父クロフネ）は好位から伸び切れずに５着。蛯名は「いい感じで流れに乗れた。バテてはいないけど切れがね。まだ緩いところがあるし、使いながら良くなってくれれば」と今後の成長を期待していた。