【マイルCS】サダムパテックV!武豊2年ぶりG1勝利

[ 2012年11月18日 15:55 ]

マイルCSを制したサダムパテック

 秋の最強マイラー決定戦「第29回マイルCS」が18日、京都競馬場で行われ、武豊騎手騎乗の4番人気、サダムパテック(牡4=西園厩舎)が直線で抜け出し、混戦のレースを制した。勝ち時計1分32秒9。武豊は10年ジャパンC(ローズキングダム)以来のG1制覇となった。

 レースは好スタートを切ったシルポートが先行し、エイシンアポロン、コスモセンサー、ガルボが続く展開。内のサダムパテックは中団に位置し、グランプリボスと並走する形で最終コーナーを回り、4番手で直線へ。そこから末脚を伸ばして先頭シルポートをとらえると、外から猛追してきたグランプリボスをクビ差かわし、ゴールに飛び込んだ。
 
 1番人気に推されたグランプリボスは2着。3着にはドナウブルーが入った。

 ◇サダムパテック 4歳牡馬、父フジキセキ、母サマーナイトシティ。北海道白老町の社台コーポレーション白老ファーム生産。馬主は大西定氏。戦績は16戦5勝、重賞はG11勝を含む4勝。獲得賞金は3億5392万円。

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